■脇差 銘備前長船横山祐永(江戸時代後期)■
源五郎祐定の弟祐平を父とし、兄が七兵衛祐定の養子となったので、祐平の跡を継ぐ。友成五十六代孫とも銘を切る。 作刀は小板目がよく詰んで、無地風に見える地肌に匂出来の丁子乱を焼いているが丁子の形が菊花あるいは国助の拳形丁子に似ているので菊花丁子とよんでいる。 これは、裏銘に友成五十六代孫 天保三年二月作。
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